2012年12月26日

800顎症例のワンデイインプラント

こんにちは、中平です。
いよいよ年の瀬も押し詰まってきました。例年にはない寒波がやってきて、雪に悩まされている地域もあるようですね。雪害にはくれぐれもお気を付け下さい。

さて、今日は今年最後のインプラント手術がありました。下あごのワンデイインプラントでした。2002年から取り組み始めたワンデイインプラント治療が、今年で丸10年、そして今日のオペで800顎症例となりました。顎症例とは、あご全体をインプラント治療した症例数です。たとえば、今日のように下顎全体に4本のインプラントを埋め、そこに12本分(奥歯から奥歯までのすべて)の人工の歯を固定する治療が1顎症例、上下ともお口すべてをインプラント治療した場合は2顎症例、と数えます。10年間で800顎症例ということは、1年間の診療日数が約240日として、10年で2,400日、それを800で割ると3日に1回ずつワンデイインプラント手術をしていた計算になります。もちろん、あご全体ではない、数本のインプラント治療もそれ以外の日に行ってきました。この数本のインプラント治療は30年前から取り組んできましたので、今までのインプラント治療すべてを考えると、なんと多くの経験を積ませていただいたかと、我ながら感慨深いものがあります。

今年は年明けから、テレビや雑誌を通じて、インプラント治療について逆風となる報道が多かったように思います。もちろん、一部には報道のような事故もあり、これについては歯科界全体が真摯に受け止め、人的ミスは二度と起こさないように真剣に取り組まなければいけません。しかし、インプラント治療に30年携わり、多くの患者さんと接してきた臨床家としては、固定式の歯で再びしっかりと噛めるようになるインプラント治療そのものは、非常に素晴らしい治療法であると自信を持って言えます。この素晴らしい治療法がいわれのない不安感のために敬遠されないよう、正しい情報を私たちが発信していかなければいけないと思っています。そしてこれからも、患者さんに信頼していただける安全な治療に努めてまいります。

今年も1年、お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


インプラント治療ならワンデイインプラント専門の東京銀座歯科 東京銀座インプラントセンター
hiroshitgic at 12:03│Comments(0)

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