2011年11月25日

村上代議士とタバコフリーフォーラム

こんにちは、中平です。
昨日は愛媛県選出の衆議院議員であり、知人の村上誠一郎代議士の、「衆議院議員在職25年永年勤続表彰祝賀会並びに国政報告会」が東京プリンスホテルでありました。大島理森自民党副総裁をはじめ、国会議員や事務次官などの要職の方々が多数出席する中、私が司会という大役を仰せつかりました。

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村上代議士は、先日の衆議院予算委員会で福島原発事故の原因について質問に立ち、激しく追及する姿を国会中継でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、財政や外交、教育問題など、幅広く活躍されています。8期連続当選を果たし、25年間衆議院議員として国民のために働いた業績に敬意を払うとともに、今後の活躍に期待した、盛大かつ和やかな会となりました。

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午後には、参議院議員会館で「タバコフリーフォーラムin国会」があり、参加してきました。タバコフリーとは、「タバコがない」という意味だそうで、全国タバコフリー推進団体ネットワークが主催し、国会議員や政府各省庁の方々、また報道関係者や医療関係者に向けて開かれたセミナーです。日々、国民の命と財産をどう守るのか、という命題に取り組む人たちに、命と財産を失わせる原因の一つであるタバコに目を向けてほしい、という主旨で開催されました。

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この写真は、展示されていた喫煙者の肺の模型です。健康な肺は、キレイなピンク色をしているのですが、タバコのせいでこのように汚れてしまいます。そして、私が手に持っているのが、1年間タバコを吸った時に肺に到達するタールです。およそ500mlにも及ぶそうです。タバコの怖いところは、その害が自分一人ではなく、周囲の人にも及ぶことです。タバコの煙には、約200種類もの有害物質が、さらには約70種類もの発がん性物質が含まれていることが確認されているそうです。この煙を、大切な家族や幼い子供にも吸わせていいのでしょうか。写真のタールは哺乳瓶に入っていましたが、子供の傍で喫煙するということは、まさにこのタールを赤ちゃんに飲ませるようなものです。

禁煙は、私たち歯科医師にとっても痛切な願いです。ヤニで歯が着色することももちろんですが、歯周病で歯を失うリスクも高くなります。統計によると、喫煙者が9本以上の歯を失う確率は2倍になるそうです。歯を失った後、インプラント治療をしようにも、喫煙はインプラント治療の禁忌事項です。なぜなら、喫煙によって血流が悪くなり、インプラントと骨が結合しにくくなるからです。また、両親の喫煙による受動喫煙で、子供の歯肉にメラニン色素沈着がおこる報告もあります。

自分自身の健康と、大切な家族のために、喫煙者が0になることを願っています。


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hiroshitgic at 12:15│Comments(0)

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