2008年を振り返って

こんにちは、中平です。
クリスマスも過ぎ、今年も残すところあと1週間となりました。年末の忙しい時期だと思いますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今年は世界的に変化の年でしたね。アメリカ大統領選では、米国史上初の黒人大統領が選出されました。しかし、そのアメリカに端を発した世界的な経済不況があり、日本でも物価が上がったり、失業者が増えたりという余波を受けました。あまり明るい年の瀬という訳にはいかないようです。
さて、私たちは今年もたくさんのインプラント治療を行いました。特にワンデイインプラント（全顎にわたるインプラント治療）を数多くさせていただきました。ワンデイインプラントは口全体が不具合な方を、一度に改善するすばらしい治療法です。ただし、手品ではないので、一日で何もかもが解決されるわけではありません。お口の環境が一気に大きく変わるので、慣れないことも出てきます。しかし、心配はいりません。私たちは必ず解決していきますので、ご安心ください。
この治療法は、まだまだ国内でも取り組む先生が少なく、先生の中にも不安に思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、今年は学会でもワンデイインプラントについて発表させてもらい、症例数やデータの豊富さでも注目されました。今後は日本国内にとどまらず、世界的にも広めていきたいと考えています。
私たちの治療は、一人で行えるものではありません。外科担当医、歯科麻酔医、補綴医、技工士、衛生士・・・と多くのスタッフで組んだチームで行います。このチームが、患者さんの満足という同じゴールを目指して、一丸となって取り組んでいます。この治療法を選んでくれた患者さん全ての人に、満足していただけるよう、スタッフ一同、来年も務めていきたいと思います。

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