2007年05月25日

支点・力点・作用点

こんにちは、中平です。少し前になりますが、グリコのプリッツのコマーシャルで、「♪支点・力点・作用点〜」と歌っているのを見たことがありますでしょうか。プリッツの端を口にくわえた点が支点、指で持つ反対側が力点、そしてプリッツの折れたところが作用点、になるというのです。私も面白く見ました。「物理のお勉強〜」と言っていましたが、これはかみ合わせにもいえることなのです。
顎の関節が支点、顎を動かす筋肉(咬筋)が力点、かみ合う歯が作用点、になります。この3つの点がバランスよく働けば、無理な力がかからず、効率よく噛むことができるのです。ところが、歯並びが悪いとかみ合わせ(作用点)に力を働かせるために、顎の関節(支点)をずらしたり、頬の筋肉(力点)を緊張させ無理な力を掛けたりしなければいけなくなります。
私たちは作用点である歯を治すことによってかみ合わせを改善し、支点、力点に無理がかからないようにすることを目指しています。

hiroshitgic at 12:07│Comments(0)

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