2007年04月03日

インプラント治療と全身管理(10)

こんにちは、西原です。本日は56歳女性の患者さんで、上顎下顎あわせて10本のインプラント埋入の手術がDr.ナカヒラの執刀によって行われました。上顎は骨が非常に薄いため、骨を作る手術(サイナスリフト)を左右に併用しての手術となりました。今回は、上顎と下顎の両方を同時に手術するという点や手術時間が比較的長くかかるという点を考慮し、術中の肉体的・精神的ストレスを出来るだけ軽減するため、静脈内鎮静法という麻酔を使用しました。上顎の手術の後少し休憩をはさみ、下顎の手術を無事に終えることができました。後で感想をお伺いしたところ、「手術中はDr.ナカヒラの声は聞こえていたが、終始夢心地で楽だった。」とのことでした。
 一連のインプラント治療の中で乗り越えなければならないハードルはいくつかありますが、その中で「手術を受ける」という精神的ストレスは、患者さんにとってとても大きな壁になるのです。このストレスを静脈内鎮静法という麻酔を用いることによって、楽に克服することが可能ならばその選択肢を患者さんにて提供すべきだと考えます。術中のきめ細かい配慮と思いやりをもって医療にあたることこそ、インプラント治療のさらなる普及につながるのではないでしょうか。


hiroshitgic at 18:21 │Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 安田和善    2007年04月09日 00:04
京都の安田です。今日は本当にありがとうございました。

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