2007年01月19日

ジャンクフードよ、さようなら

こんにちは。歯科医師の西原正弘です。ジャンクフードとは、高カロリーであるが栄養価値の低い食べ物と定義されています。ハンバーガーやドーナッツ、ポテトチップスやポップコーンなどスナック菓子全般がそれにあたります。口当たりが良く簡単に満腹感を得られるので比較的好まれる傾向がありますが、健康維持という意味では決して良い食べ物とは言えません。あまり噛まなくても食べられるので、歯を失ってうまく咀嚼が出来ない方にとっては、そのようなものに食生活が偏りがちです。その結果待ち受けているものは一体何でしょうか。ジャンクフードのとりすぎは、成人病など生活習慣病の一因になることは言うまでもありません。
 日本の100歳以上の長寿高齢者は、何を好んで食べているのかを調査したデータが、「健康・体力づくり事業財団」から発表されています。(http://www.health-net.or.jp/data/menu01/hyakujyusya/)それによりますと、第一位は「果物」、第二位は「お魚」でした。いも類を最低でも週に1回以上は食べている方が多く、野菜類を「ほとんど毎日食べる」という方は男女とも約9割を占めました。また、果物は男女とも約6割が「ほとんど毎日」と答え、「ほとんど摂らない」者は3%と非常に少ないことが分かりました。
 これらの結果は、いつまでも健康に毎日をおくるためには、いかに食生活が大切かを私達に教えてくれます。何でも美味しくいただくためにも、まず、お口の健康から見つめなおしてみては如何でしょうか。
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hiroshitgic at 09:14│Comments(0)

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