2006年03月29日

たばこについて

最近は禁煙運動が盛んで、愛煙家の方にとっては過ごしにくい環境が増えてきたのではないでしょうか。実は私も、十数年前までは愛煙家の一人でした。
 たばこを吸っていたときは、健康に悪いということはわかっているんだけど、でもやめられない、と思っていました。ですが、『禁煙セラピー』という本を読んだことをきっかけに、一念発起してきっぱりとやめました。多くの愛煙家の方もかつての私と同じような思いをされているのではないでしょうか。「体によくないとはわかっているけど、きっかけがなくて・・・」
 きっかけはなんでもいいのです。「自分のため」ではやめにくければ、「大切な家族のため」、と考えてみてはどうでしょう。副流煙(たばこの先から出る煙)は主流煙(本人が吸う煙)よりも有害です。たばこを吸わない家族が、副流煙のために健康を害したら・・。実際、たばこを吸わない子どもさんの歯が、両親の喫煙のためにやにで汚れている例がありますし、たばこを吸わない奥さんが肺がんになり、「あなたのたばこのせいで私は・・・」と深い悲しみの底で息を引き取った、という取り返しのつかない話も聞いたことがあります。
 私は愛媛県の禁煙グループに入っており、患者さんにも禁煙されることを勧めています。たばこはインプラントにとってもよくありません。


hiroshitgic at 18:14│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by MM   2009年05月17日 19:17
意志が弱くてなかなか出来ません。私も禁煙グループに入れて貰えますか?

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