2012年01月

2012年01月26日

患者さん一人ひとりに対応したワンデイインプラント

こんにちは、中平です。
冬将軍という言葉が似つかわしい、厳しい冷え込みが続いていますね。

さて、今日もワンデイインプラントのOpeがありました。今日の患者さんは、もともと上顎も下顎も重度の歯周病で、昨年下顎をワンデイインプラント手術した方です。今日は上顎のOpeでした。

通常なら、上下とも一度に手術します。そうすれば、手術が1日で終わるので患者さんの負担も減るなどのメリットがあります。しかし、この患者さんは全身疾患をお持ちだったことと、骨粗しょう症のお薬を飲んでいたことで、手術に対して十分な配慮が必要でした。(骨粗しょう症のお薬の中には、インプラントと骨が結合することを妨げるものがあります。)また、患者さんご本人も一刻も早く治療をしたいという希望はあるものの、上下を同時にOpeすることには不安感をお持ちでした。

まず内科の先生と全身のコントロール状態や、骨粗しょう症のお薬を止めておいてよいかどうかなどをご相談し、結果昨年10月に下顎から取り掛かりました。下顎に4本インプラントを埋入して仮歯を固定し、その日のOpeは終了。その後治癒の状態を確認したり仮歯の調整をしたりしながら、体調の良い時期を見計らって、本日のOpeになりました。今日も上顎に4本インプラントを埋入し、仮歯を固定しました。こうして上下ともにバランスのとれたキレイな歯になりました。

インプラント手術は外科処置ですから、全身の状態が良いときに受けなければいけません。今日の患者さんのように、全身疾患があったり手術に強い不安感があったりする患者さんは大勢います。一人ひとり状態や状況が違いますので、私たちはまずその患者さんについてよく知る必要があります。そして、ベストな治療の仕方を見つけ出さなければいけません。これが安全な治療をする第一歩だと思います。


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2012年01月23日

NHK「クローズアップ現代」の影響について

こんにちは、中平です。今週は一段と冷え込むようですね。関東地方では今夜は積雪が見られるかもしれないそうです。くれぐれもけがをしたり事故を起こしたりしないよう、お気を付け下さい。

さて、先日のブログにも書きましたが、NHKで放送された「クローズアップ現代 歯科インプラント トラブル急増の理由」は、私の周りで大変多くの反響がありました。さすがNHK、影響力が非常に大きいことを痛感しました。私のところへ通院している患者さんも、多くの方が見ていらっしゃったようで、「私は先生のところで手術をしてもらってよかった」、「何の問題もなく、こんなによく噛めるようになって幸せだった」と言ってくださった方もいます。また知り合いの歯科医院では、インプラント手術を予約していた患者さんが、「不安になった」、「もう少し考えたい」とキャンセルしてきたという話も聞きました。

番組をきっかけに、インプラント治療を慎重に考えることは、患者さんにとってもいいことだと思います。また、トラブルを未然に防ぐために、その原因を探ることも重要なことです。しかし、インプラント治療そのものが危険なわけではありません。インプラント治療は、正しく行われれば、患者さんにとって大変メリットの大きい治療法です。しっかり噛める、全身が健康になる、見た目に美しい、お口のストレスがなくなる、精神的に充足感がある、などなど本当にたくさんあります。だからこそ、インプラント治療は研究され、メーカーはより良い製品を開発し、歯科医の先生方は技術を向上させ、患者さんにお勧めしているのです。メディアの方々には、ぜひ公正な立場で正しい情報を放送していただきたいと思います。

私は先日も書きましたように、NHKの番組が好きでよく見ています。朝の「カーネーション」や大河ドラマの「平清盛」も楽しく拝見しています。昨日の「NHKスペシャル」も、非常に興味深く拝見しました。「ヒューマン なぜ人間になれたのか」という特集で、人間を人間たらしめているものを探るシリーズです。昨日の第1集では、7万年以上も前、火山噴火によって人類絶滅の危機に遭った時、人間は遠く離れた集団と資源を交換するなど、赤の他人とも協力し合うようになったことが放送されました。困難に出遭った時に協力し合うからこそ、人間らしいのです。私も、患者さんのために努力している多くの歯科医の先生方や一般医の先生方と協力し合って、インプラントのトラブルを無くす方法を模索しながら、良いインプラント治療の普及に努めていきたいと思います。そしてまた、患者さんでも歯科医の先生でも、インプラントについて何か困っていることがありましたら、お話を聞かせていただければありがたいと思います。インプラント専門医として今までの経験を生かし、少しでもお役にたてれば幸いです。



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2012年01月19日

NHK『クローズアップ現代』に思う

こんにちは、中平です。
昨日、19:30〜NHKの『クローズアップ現代』で「歯科インプラント トラブル急増の理由」が放送されました。ゴールデンタイムの番組ですから、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。私は移動中でしたので、録画して今朝観ました。

番組は、インプラント治療中に起こった事故に対して警鐘を鳴らすというようなもの。しかし、見終わった後、私はどうにも納得がいかない、消化不良のような感情が残りました。確かに、治療中に事故が起きてはいけません。私たち術者は、万全の注意を払って、安全に行う義務があります。しかし今回の番組を観て、その報道の仕方に疑問を感じました。

番組では、インプラント治療に関する問い合わせが5年間で2000件以上あったとか、大学病院に不具合を訴えた人が2年半で2700人以上いたとかという数字を示して、番組表題の通りトラブルが「急増」しているようにイメージさせていましたが、果たしてそうなのでしょうか。これらの数字が何と比較して多いのか、インプラント治療による事故が医療事故の中でも突出しているのか、そういった検証が本当にされたのでしょうか。

また、トラブルが起こった原因として、技術が未熟な歯科医師が治療に取り組んだことがあげられ、その背景にはインプラント治療による儲け主義があるように伝えていました。確かに、技術が未熟なうちに無理な治療を行ってトラブルになり、私のところへ相談に来た患者さんも何人かいました。しかし、それは全国で行われているインプラント治療のごく一部の例であり、多くの歯科医たちは一生懸命努力して技術を身に着け、慎重に治療に取り組んでいます。まして、金もうけのためだけにインプラント治療をし、「打てば打つほど儲かる」などと恥ずかしげもなく言う歯科医ばかりではないのです。このインタビューの前後にどのようなやり取りがあったかはわかりませんが、この一言のみを取り上げて歯科医の常識かのように流し、しかも顔を隠し音声を変えてまるで犯罪者のように報道するとは、NHKらしからぬ番組作りだと思いましたし、歯科医師全員を犯罪者のようにイメージづけるようで非常に不快に感じました。

番組では歯科大学の取り組みや大学病院でのインプラント治療の実際などを放送していましたが、一部の大学病院でのみ儲け主義ではない先進のインプラント治療が受けられるのではありません。もちろん、大学病院も素晴らしいですが、大学病院は教育・研究というもう一つの大きな役割を担っており、インプラント治療の臨床という面では、大学病院の技術力が頂点ではないのです。大学病院よりも優れた技術を持った開業医の先生を、私は何人も知っています。こうした私の周りの開業医の先生方は、一人でも多くの患者さんを噛めるようにしたい、お口の悩みから解放してあげたい、という強い熱意をもって現場で戦っています。番組に出演していた某大学の教授が仰っていましたが、患者さんは一人ひとり違います。それは当たり前のことです。そして治療法はインプラントだけではないことも当然です。それらを踏まえて、目の前の患者さんにしてあげられるベストな治療を一生懸命行っている、そんな歯科医がほとんどなのです。なぜ、こうした開業医の先生方を取り上げてはくれないのでしょうか。ごく一部の歯科医の失敗例が、きわめて多くあるかのような報道の仕方は、意図的に視聴者にインプラント治療は怖いと不安を煽っているように思われてなりません。

私もインプラントに取り組み始めて30年が経ちました。その間に私のところでも、インプラント治療によって、噛めるようになったことを心から喜んでくださった患者さんが大勢います。全国で調べれば、何十万人、何百万人といるのではないでしょうか。こうした声も取り上げて、インプラント治療のメリット・デメリットを正しく報道するのが、公正な番組と言えるのではないでしょうか。昨日の放送では、視聴者にデメリットの部分だけを極端にクローズアップし、不安感や恐怖心だけを植え付けたように思います。NHKをよく拝聴している一視聴者として、また『クローズアップ現代』の一ファンとして、ぜひ公正で品格ある番組を作っていただくよう、願っています。


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2012年01月18日

大型客船座礁事故

こんにちは、中平です。
先日、イタリアで豪華客船が座礁する事故が起きました。大型の豪華客船で、地中海を1週間かけてクルーズする予定だったそうですが、港を出発してわずか数時間後に事故は起こったそうです。乗客の方々は、どれほど驚き、怖い思いをされたことでしょう。

今もまだ行方不明の方がいて、その安否が気遣われますが、少しずつ事故の原因とその後の状況が明らかになってきました。その報道の内容には、あきれるばかりです。事故の原因は島に近づきすぎたことにあるようですし、その後十分に乗客を避難誘導することがなかったばかりか、まだ乗客が取り残されているのに船長も乗組員も先に逃げ出してしまったとのこと・・・明らかに船長には重大な責任があるでしょう。

乗客の中には日本人もいましたが、様々な国から足を運んで集まったのでしょう。そして、誰もがとても楽しみにしていたクルーズだったと思います。豪華客船ですから、何かの記念とか、褒美というような意味を込めた旅行だったのかもしれません。まさかこのような惨事が起こるとは夢にも思わず、楽しい船旅を思い描いて乗船したに違いないのです。船長には、これらの乗客の夢をかなえ、安全に航行し無事に帰すという責任がありました。今回事故を起こした船長は、あまりにも無責任で、憤りすら覚えます。

私自身の仕事における責任は、安全に治療を行うことです。特にインプラント手術を受ける患者さんは、不安を感じている人も多いことでしょう。その不安を取り除き、安心して手術を受けていただけるように努め、安全で確実に行い、結果に満足していただくこと、それが私の責任だと考えています。一人ひとりの患者さんに対して、一期一会の気持ちで治療にあたりたいと思いました。


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2012年01月10日

2012年を迎えて

あけましておめでとうございます。
昨年は想像を絶するような地震被害がありました。日本中が、大きな痛みと深い悲しみを受けました。今年は復興の年として、人々が希望に満ちて過ごせることを願っています。

私個人にとっては、昨年は慢性虫垂炎の手術を受けるなど、健康について改めて考えた1年でした。健康のありがたみをつくづく感じました。何をするにも、まずは健康でなければできないし、幸せも感じにくくなるように思います。

年末にはスキーで身体を動かし、体調も良くなっています。今年は今まで以上に自分自身の健康管理も行いながら、皆さんの健康のために、ますます貢献していきたいと気合を入れています。仕事始め早々から、連日インプラント手術も行っております。一人でも多くの方に健康なお口になっていただき、全身の健康と心の充足感を得ていただけますように。そして皆様にとって、今年が良い1年でありますように。


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