2010年10月

2010年10月20日

指差し確認

こんにちは、中平です。
先日タクシーに乗った時のことです。運転手さんはベテランという風情で、運転歴も長いのではないかとお見受けしました。

三原橋交差点を昭和通りから晴海通りへ、右折しようとした時です。それまで寡黙だった運転手さんが、一言「右直(うちょく)よし」と小さく言い、直進方向と右方向とを指し示したのです。「指差し確認ですか」とお聞きしたところ、右折方向と直進方向から、車が来ないことを確認するために行っている、とのことでした。

私はますます興味がわいて、この指差し確認は、会社の指導で行っているのか、と聞いてみました。すると、会社の業務義務ではないそうで、それどころか社員全員が行うよう、会社に提言しているのだが、なかなか実行されないということでした。しかし、安全運転のために個人的に行って、もう20年が経ちます、と仰っていました。

交通事故の多くは、交差点で起こるそうです。右折車と直進車の衝突や、左折時の巻き込みなど、ちょっとした不注意や見落としが、命にかかわる事故につながることがあるのです。安全を、声と指とで確認して運転して下さる運転手さんで、私はまさに大船に乗ったように安心して身を任せられました。

私たち臨床家も、常に安全を確認しながら治療に当たらなければいけません。たとえ同じ作業や慣れた手順だとしても、慢心し注意を怠れば事故につながるかもしれません。そのために、組織として安全確認を行うシステムづくりが大切ですが、携わるスタッフ一人ひとりの安全に対する意識の高さも重要だと思います。私も含め、私たちのスタッフにも、この運転手さんのような、レベルの高い意識を持ち続けて、これからも安全な治療を続けたいと思いました。


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2010年10月19日

朝顔のツルの観察

こんにちは、中平です。
先日、銀座のアップルストアでiPadを購入しました。すごいですね。私たちの身の回りはどんどん進化していきます。より便利で多機能な機器が次々と誕生し、時の流れとともに、私たちの生活は大きく様変わりしました。

そして、その変化や進化の原点にあるのが、観察です。今でも行われていますが、小学校の理科で朝顔の観察をしたことを覚えていますよね。夏休みの自由研究などで、1日にツルが何センチ伸びたか、とか、日なたと日陰で育ち方が違うか、太い支柱と細い支柱とでは巻き方が違うか、などなど、いろいろな条件設定をして観察したことがあると思います。

この朝顔の観察や実験の体験が、今のような世の中の発展の基礎となっているのだと思います。微妙な条件の違いによって、どのように結果が違ってくるのか、実験と観察を繰り返すことによって、より良い物や新しい発見が生まれてくるのです。

私たちの行っているインプラント治療においても、同じようなことが言えます。手術前、手術中、手術後の様々なデータを集めて記録していますが、それはそこから傾向を調べて、条件と結果との相関関係を見つけていくためです。そうすることによって、より成功率の高いハイレベルなインプラント治療ができるのです。臨床で得たデータを発表し、他の臨床家や研究家、インプラント・メーカーに広く知らせて、より綿密に研究して今後の治療に生かしていくことが重要なのです。現場の臨床家から、実践で得た大事なデータや研究を吸い上げ、またそれをフィードバックさせるような、そんなシステム作りもプロジェクトとして取り組んでいます。


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2010年10月15日

チリ落盤事故に見るリーダー像

こんにちは、中平です。
昨日は、世界中に感動を与えるニュースが流れましたね。チリの鉱山落盤事故から、69日ぶりに33人の作業員が全員無事に救出されました。

33人を取りまとめていたリーダー役のルイスさんは、落盤事故の後、「状況を把握するのに約3時間かかった」と言っていました。しかし、その後周囲を調査して自分たちが閉じ込められたことを冷静に認識すると、外部からの救出の手が届くまでに、20日程はかかることを予測、それまで食料を持たせるために、食事は2日に1回、ツナを二さじと牛乳一口、ビスケットを少々、という取り決めをします。実際に掘削ドリルが地下シェルターに届いたのが、17日後だったそうですから、なんと的確な読みだったことでしょう。

この冷静で正確な状況判断と予測、そしてその指示に周囲が従うだけの信頼関係があったからこそ、今回の奇跡が可能だったのでしょう。まさにリーダーシップの鑑だと感動しました。

事故は起こらないことが一番望ましいことですし、そのための安全対策が常になされなければいけませんが、100%絶対の安全というものも存在しないのが事実です。思いがけない事故が起こると、その瞬間パニックを起こしてしまうのも仕方のないことです。しかし、一刻も早く冷静さを取り戻し、適切な対処を取る必要があります。余計な混乱は、2次災害を招きかねません。私たちの日常生活においても、常に冷静で落ち着いた行動が取れるような、心の訓練も必要だと思いました。

hiroshitgic at 14:04|この記事のURLComments(0)

2010年10月07日

ノーベル賞受賞

こんにちは、中平です。
ようやく秋めいて、紅葉の便りも聞こえるようになりました。いい気候になって、旅行やスポーツなど、楽しいレジャーを計画されている方も多いことでしょう。

さて、昨日はうれしいニュースが流れましたね。日本人が二人、ノーベル化学賞を受賞されました。鈴木教授と根岸教授です。お二人は、1970年代に有機化合物を自在に結合させる方法をそれぞれに開発し、その業績が現在の液晶パネルや、抗がん剤などの医薬品など現在の私たちの生活に大いに役立っていることが評価されました。

早速お二人の、受賞の喜びの声がテレビに流れていました。その中で鈴木教授が、「人は社会に貢献したいと思うものですが、私はそれが叶ってうれしい。これからも若い人たちの役に立ちたい」という主旨のことを仰っていました。私も医療を通して人々に貢献することが自分のミッションと信じて、30年歯科医療を続けてきました。そして、これからも、人々の健康のために貢献できるよう、精進していきたいと、改めて決意しました。

ところで、私が使っているインプラントは、ノーベル・バイオケア社の製品です。この社名のノーベル、実はノーベル賞と関わりがあります。ブローネマルク教授が、チタンと骨が結合すること(オッセオインテグレーション)を発見し、近代インプラント治療の礎を築いたのですが、その治療法を発展させるために、ノーベル財団が立ち上げたのが「ノーベル・バイオケア社」なのです。ノーベル・バイオケア社のブローネマスク・システムは、このように歴史ある、由緒正しいインプラントなのです。

このブローネマルク・システムを使ったインプラント治療を、もっと世界に広めていくのが、今の私たち歯科医師のミッションの一つでもあるでしょう。これからも、安全で安心のインプラント治療を続けて参りたいと思います。


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2010年10月01日

誕生日に思う

こんにちは、中平です。
10月1日は、私の55歳の誕生日です。そして、今年は歯科医師になって30周年の年でもあり、今年は感慨深い節目の年です。

この30年間、歯科治療、特にインプラント治療に取り組んで参りました。その中で、歯を失って困っている人に噛める喜びを取り戻してほしい気持ちから、約10年前に仮の歯を1日で固定するワンデイインプラントにたどり着きました。当初はこの治療法に批判も多く、なかなか理解を得られませんでしたが、この近年即時荷重インプラントが話題になり、私たちも戸惑うくらい、一気に歯科界に広まりました。この治療法は、あご全体を1日で改善でき、総入れ歯の人やほとんどの歯を失った人の治療法として、最適の治療法にめぐり会えたと思っています。

私の使命は「天職を極めて、人々の健康に貢献する」です。今のところ、ワンデイインプラント治療を含め日々の診療で実践できているのではないかと自負しています。これからも一人でも多くの人のお役にたてるよう、日々精進し、頑張っていきたいと思います。


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