2007年08月

2007年08月14日

オール・オン・フォー

ecc0197c.bmpこんにちは、中平です。
残暑お見舞い申し上げます。8月も半ばとなりましたが、今年の猛暑は厳しいですね。暑さが身にこたえます。このようなときですから、お盆休みでもあり、1週間ほど手術もお休みをいただいております。皆さんもご自愛ください。
さて、今私が「ワンデイインプラント」と呼んでいる治療法のことですが、即時荷重(イミディエート・ファンクション)、即時インプラントとも呼ばれ、インプラント治療の中でも非常に注目を集めています。
その中でも、顎全体を一度に治療する方法として、「オール・オン・フォー(All-on-4)」という方法があります。上顎または下顎に4本のインプラントを埋め込んで、すべての歯を支える方法です。これはある意味、古くから行われている治療法ですが、ブローネマルクインプラントシステムを使用し、リスボンの歯科医師パウロ・マロが提唱し、ノーベルバイオケア社がセミナー等で紹介したことで、世界的に広まりました。私もこの考えに刺激を受け、私の「ワンデイインプラント」にも影響を受けた、非常にすばらしい治療法です。
ただ、最近ノーベルバイオケア社の技術担当者から聞いた話ですが、正規のブローネマルクインプラントシステムを使わず、ただ形だけ真似をしたインプラント治療がなされていることがままあるそうです。それによる失敗例も数例あったそうです。
これは非常に危険なことです。オール・オン・フォーだと、埋め込む本数も少なく簡単にできそうですが、そうではありません。形だけまねてみても、長期的に機能させるきちんとした治療にはなりません。やはり、正規の材料を使い、正しい術式(手術の流れ)を踏まえ、症例をこなさなければ、成功しないでしょう。失敗して一番困るのは患者さんです。ぜひ正規の材料を使った、正しい治療を受けてほしいと思います。

hiroshitgic at 17:02|この記事のURLComments(1)
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