2006年12月

2006年12月28日

今年を振り返って

早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。今年も、大勢の方々のお陰で無事に一年を過ごせました。患者の皆様には、私たちを信頼して来て頂き、深く感謝いたしております。またご指導くださった先生方、そして私を支えてくれたスタッフ一同、協力してくれた関係者一同にも感謝いたしております。
私にとってこの一年は、健康について考えた年でした。患者さんの健康はもちろん、自分の健康についてもいろいろと考えました。禁煙は十年以上続けていますが、今年はアルコールも絶ち、その他外部からの毒素を体内に入れないようにしました。そして、食事も見直し、なるべく身体によいものを取り入れるように気をつけています。
肉体的なことだけではありません。精神的な健康にも気をつけました。それは、怒らないことです。怒ると、自分の体内に悪い毒素が多量に発生します。それは非常に健康によくありません。怒る気持ちはどんどん増長し、ささいなことに憤りを感じたり、ねたんだり嫉妬したりします。また、周囲の人にも悪影響を及ぼし、人間関係もギクシャクします。自分の心に怒りを生じさせない考え方、感じ方をすることで、心は健康でいられるのです。このことに気付き、健康で過ごせたことは、今年の収穫の一つです。
来る2007年も、明るく楽しく過ごしていきたいと思います。どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

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2006年12月26日

患者さんの満足

「ワンデイ・インプラント」は、患者さんにとって非常に満足度の高い治療です。一日の手術で、理想的な噛み合わせの歯がよみがえるので、治療を受けたほとんどの患者さんは、とても感激します。しかし、すべての患者さんがすぐに100%感激していただけるかというと、そうは言い切れません。中には、新しく入った歯に違和感がある、とおっしゃる方も数名いらっしゃいます。
その理由の一つには、長い間入れ歯や歯のない状態が続き、それにすっかり慣れていたため、1日ですべて新しい歯に変わったことに、慣れないことがあります。また、新しく設定した歯の高さが合わない、ということもあります。噛み合わせの狂いに応じて、顎の骨がゆがんでいる場合、その上に仮歯を合わせるので、正しい咬み合わせになるまでに、どうしても時間がかかる場合もあるのです。
しかし、ご安心ください。私たちは、患者さんの状態を診ながら、調整を重ねていくので、最終的には正しい噛み合わせに調整し、必ずご満足していただけると思います。私たちのゴールは、正しくて美しい噛み合わせで噛めるようになること、そして患者さんのQOLを高めることです。1日では十分に満足いただけない数%の方にも、ゴールまでには100%ご満足いただけると思います。

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2006年12月19日

私と健康

ここ数年、健康に対する関心が高まっていますが、今年は特に健康ブームであるようです。そのブームに乗ったわけではありませんが、皆さんの健康に関わる私から、まず健康でなければいけないと思い、最近特に私も健康に気をつけています。
もともとはスモーカーでしたが、10年以上前から禁煙をしています。今では嫌煙家です。そして今年は完全な禁酒に取り組んでいます。内科的に何かあったわけではありませんが、全身にエネルギーが満ちた状態である、という意味の健康体になりたい、と思うと、それまで大好きだった焼酎も一切飲まなくても平気になりました。また、食生活も朝はフルーツ中心にし、昼、夕は野菜を多くとっています。そして一日約3Lのおいしい水を飲んでいます。ジョギングやウォーキングなどの運動もほどほどにしています。そして、もう一つ、精神が健康であるために、怒らないことを実践しています。これは、怒るのを我慢するのではなく、心に怒りが起きないような感じ方や考え方をするのです。そのため、精神が安定し、周囲の人にもいいエネルギーが与えられていると思います。
心身ともに健康だと、身体の内側からエネルギーが湧き出るような充実感と爽快感があります。健康であるためには、バランスの良い食事と運動と精神の安定が大切です。その要は「お口の健康」であると、私は考えます。

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2006年12月18日

インプラント治療と全身管理(6)

中平歯科医院、歯科医師の西原正弘です。インプラント治療を希望する患者さんの中には、全身疾患を持った方が少なくありません。ある患者さんは10月にオペ予定だったのですが、その時点では、既に患っていた糖尿病のコントロール状態が良くありませんでした。血液検査の値が異常値を示しており、Dr.ナカヒラおよび内科医師と歯科麻酔医の総合的判断からやむを得ず手術延期と判断したのです。その時私達は、患者さんに糖尿病の数値を手術可能な状態にコントロールしていただくようお願いしたわけですが、手術の延期を患者さんに伝えなければならない時ほど、医師として心が痛むことはありません。
それから2ヵ月後のある日、その患者さんが血液検査のデータを持って来院されました。拝見すると、糖尿病の状態を示す数値が劇的に改善されていたのです。まだ正常値とは言えませんが、インプラント治療の可能な領域にありました。にこやかな笑顔の患者さん曰く、「あれからお酒もタバコもきっばりと止めました。毎日1時間半のウォーキングもやっています。インプラント手術可能ですか?」と・・・。何気ない発言ですが、歯科医師にとっては心を打たれる言葉でした。 
本気になって生活習慣病を改善し、自らの健康を見つめ直したという現実が何よりも素晴らしいと思います。更に「子どもの頃にかえったように気持ちがいいんですよ。」とのコメント。健康をあずかる医療従事者として本当にうれしく、忘れることのできない出来事となりました。
後日、その患者さんにはワンデイ・インプラントが無事に施行され、当日から咀嚼できるようになりました。しっかりと噛めるようになったことによって、今後ますます健康になり幸せを実感されることでしょう。

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2006年12月14日

危機管理について

2cf2cd64.jpg私は飛行機に乗る機会が多く、ひと月に7〜8回は乗ります。その都度、パイロットに命を預けているわけです。先日、空港の本屋で、『パイロットが空から学んだ危機管理術』(坂井優基著 株式会社インデックス・コミュニケーションズ発行)という本を見つけ、興味深く読みました。
飛行機は何百人という命を乗せて、上空を飛びます。たとえ小さなアクシデントでも、大事故につながる危険をはらんでいます。つまり著者であり、国際線ジャンボジェット機長である坂井氏は、日々現場で危機管理を行ってきた人です。その坂井氏が、航空界のみならず、これまで見聞きした事故について考察を重ね、事故を起こさない方法、事故に遭わない知恵について書いています。
これは、私たちの仕事にも通じるところが多々あります。安全であることが当たり前になって、軽視されてはいけません。日々スタッフとミーティングを重ね、患者さんの安全を第一に考えて診療に取り組まなければいけないと改めて感じました。

hiroshitgic at 11:42|この記事のURLComments(0)

2006年12月13日

ワンデイ・インプラントのリスク

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今年も残りわずかとなりました。今年はお陰さまで、『ワンデイ・インプラント』という本も出版でき、この言葉も少しずつ患者さんの間でも知られてきたように思います。来年はさらに知っていただき、噛めないことで困っている患者さんに少しでも貢献できるよう努力してまいりたいと思います。
ワンデイ・インプラントは、少ない本数で、一日にしてお口の中が劇的に変わり、患者さんにも大変喜んでいただける治療法です。メーカー側もこの最新の治療法を、もっと広めたいと考え、いろいろな先生方も少しずつ取り組まれてきています。しかし、その裏に潜むリスクを認識しなければいけません。リスクとはすなわち、術式そのものではなく、術者に熟練した技術が必要だということです。
以前、内視鏡を使って、開腹しない前立腺手術を行った3人の医師が、患者さんを死に至らしめた事件がありました。その原因こそ、術者の経験不足だったのです。内視鏡を使った手術は、患者さんの身体になるべく負担をかけないためのものであるにもかかわらず、未熟な医師が安易に取り組んだために、尊い命が奪われました。
ワンデイ・インプラントも同じです。埋入本数が少なく、術式も確立しており、患者さんにとっては大変大きいメリットがあります。ただし、安全に行うためには、やはり十分な知識と豊富な経験が必要なのです。

hiroshitgic at 09:39|この記事のURLComments(1)
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