2006年10月

2006年10月27日

噛むことの重要性

前回のブログでご紹介した齋藤滋先生から、先生の著書の一つである『よく噛んで食べる―忘れられた究極の健康法』(NHK出版 ¥660)という本を進呈していただきました。一気に読みました!人が生きるうえで、噛むということがいかに大切か、ということが、本当にわかりやすく書かれてあります。
私たちも歯科医師として、「噛むことは大切なんですよ」と話しますが、この本を読むと、きちんとした実験や研究の裏づけが示された上で、具体的に噛むことが与える影響が示されているので、とても説得力があります。しかも誰が読んでもわかりやすい平易な言葉で書かれていますので、読みやすいのです。
例えば、よく噛むと脳にいい、という話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。これは子供だけの話ではありません。ある実験で、ガムを2分間噛んで、その前後の脳の様子を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で調べたそうです。すると、記憶力をつかさどる海馬の領域が明らかに活性化したそうです。それだけではありません。特に高齢者の方は、海馬だけではなく、脳の高度な統合処理機構をもつさまざまな連合野の神経細胞をも活性化させることが明らかになったというのです。さらにこの研究を臨床に応用するため、高齢者を対象に、,茲噛んで食べる、一人で食べない、0貮覆任睥匹いら食べたいものを食べる、という3点を守って2週間食事をしてもらうという実験をしたところ、海馬の機能は劇的に向上し、表情もイキイキしてきたといいます。
どうです?おもしろいでしょう?これは本の内容のごくごく一部です。噛むことの効能はたくさんあります。一人でも多くの方にぜひ読んでいただきたいです。

齋藤先生の本
hiroshitgic at 17:30|この記事のURLComments(0)

2006年10月19日

噛むこととワンデイ・インプラント

齋藤先生

先日、齋藤滋先生が東京銀座歯科に来てくださいました。齋藤先生は私の大学時代の口腔生化学の恩師で、前日本咀嚼学会理事長、現在はNPO健康情報推進機構理事長をされています。また、全国食育推進研究会理事長にも就任され、噛むことが全身の健康を保つためにいかに重要であるかを、その著書やテレビ番組、講演会などを通じて訴えていらっしゃる先生です。先生のプロフィール(http://www.mitaka-da.jp/aishi/aishi06/saitoh.html)からも、意欲的なご活躍が察せられますが、30年ぶりにお会いして、本当に昔と変わらずお元気で、若くて、年齢を重ねてもこのようにエネルギーに満ち溢れていられるのかと、驚くとともに羨望すら感じました。
さて、先生のご専門の噛むことに関して、私も臨床の立場からワンデイ・インプラントを通して、審美性だけではなく機能性も回復させていることをお話したところ、先生もご賛同くださって、大変話が盛り上がりました。「君のワンデイ・インプラントは、高齢者の方や総義歯の方の咀嚼を回復させるという意味で、非常に意義のあることだから、ぜひこれからも頑張りなさい!」と励ましていただきました。その上、開業のお祝いにと、『在志有道・不曉自開(ざいしゆうどう・ふぎょうじかい)』という言葉を頂きました。「志・目標・夢があれば、道・手段があり、困難でも挫けなければ、おのずから問題が開けてくる」、という意味だそうで、「今の夢に向かって、真正面から真摯に、慎重に取り組みなさい」と応援していただき、大変嬉しく思いました。
噛むことの効能はたくさんあります。脳の活性化や肥満防止、がん予防や活性酸素の抑止など全身の健康に深く結びついています。先生の研究をもっともっと広める上で、私のワンデイ・インプラントという臨床が少しでもお役に立てれば、と思いを新たにした一日でした。

hiroshitgic at 16:07|この記事のURLComments(0)

2006年10月14日

今治・千舟合同勉強会

勉強会

こんにちは、ナカヒラです。このところセミナーやオペが続いており、ブログがご無沙汰になってしまいました。今月3日は藤沢市歯科医師会で、8日は博多において横河マテリアライズ社主催のセミナーで、講演をしました。どちらも歯科医の先生方を対象に、ワンデイ・インプラントの特長や術式などを紹介させていただきました。
しかし、こうして日々の治療や仕事に追われるだけでなく、私たち自身の成長する時間も必要なので、11日は診療をお休みさせていただき、ナカヒラグループの一日合同勉強会を開きました。
まずは、全員で1時間ほどウォーキングをしました。健康を提供する我々自身から、健康であるべきだからです。秋晴れの下、さわやかな汗を流しました。
その後、研修室で、ドクターによる発表会をしました。最初に高岡ドクターが、骨補填材(こつほてんざい)に関する発表をしました。顎の骨が極端に痩せてしまっている人には、インプラント治療と同時に、またはそれ以前に、骨を再生させるための処置が必要になります。その治療法や材料について、新しい情報を教えてくれました。
次は山下ドクターが、ワンデイ・インプラントの最終補綴物について発表しました。インプラント治療は、インプラントを埋め込むことだけが注目されがちですが、最終的に入る人工の歯こそ、患者さんにとっては永く使っていく上で気になるものだと思います。快適に使っていただくためのコツについて説明してくれました。
3番手の近藤ドクターは、投薬の注意すべき点について説明してくれました。歯科医院で出す薬は限られていますが、患者さんの既往歴や全身状態によって対応していかなければいけません。
次は西原ドクターが全身管理について説明してくれました。インプラント治療に限らず、患者さんの体調に合わせて、安全に、安心して治療を受けてもらえるために注意すべき点についての話と、実習も行いました。
最後に、ワンデイ・インプラントについて、改めて私から説明しました。治療に当たるのは私一人ではなく、スタッフ皆がチームで取り組んでいる、という認識を一層深めてもらうためです。
こうして一日勉強したことが、スタッフ一人ひとりの力となり、その力を合わせることでグループ全体の治療をさらにステップアップさせていく事になるのだと思います
千舟・今治合同勉強会


hiroshitgic at 15:17|この記事のURLComments(1)
Profile
livedoor ピクス
本ブログパーツの提供を終了しました