2006年03月

2006年03月30日

愛と希望と感動のインプラント治療

 私が働いている東京銀座インプラントセンターのすぐ近くに、ニューヨークに本店をおく高級宝飾店があります。私の友人が、ここの社長婦人と知人という縁で、社長さんとお会いする機会がありました。
 さすがは「キング・オブ・ダイヤモンド」の異名を持つだけあって、VIPルームで見せていただいた宝石類は、どれも非常に美しく、数千万〜数億円の輝きを放っていました。ダイヤモンドは、地球が誕生してから数十億年の長い時間をかけて、マントルと呼ばれる地下深くで結晶となった、宇宙の中の奇跡なのだそうです。ダイヤモンドを手にするということは、宇宙の中でたった一つだけの希少価値を手にする、ということを意味するのです。
 その社長さんが「我々の仕事は、愛と希望と感動を売る商売です」と仰っていたのが印象的でした。これは私の仕事とも共通することだと思います。噛めなかったものが噛めるようになる、人前でつい口を覆っていたのが堂々と笑顔になれる、頭痛や肩こりに悩まされていたのが嘘のように楽になる・・。これらは、歯を失った人が、インプラント治療によって手に入れられる希望でしょう。そして、実際に治療を受けた方は、感動を得られると自負しています。
 数千万円のダイヤモンドと同じように、美しい歯は、きっとその方の人生において価値ある輝きを放つと思います。

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2006年03月29日

たばこについて

最近は禁煙運動が盛んで、愛煙家の方にとっては過ごしにくい環境が増えてきたのではないでしょうか。実は私も、十数年前までは愛煙家の一人でした。
 たばこを吸っていたときは、健康に悪いということはわかっているんだけど、でもやめられない、と思っていました。ですが、『禁煙セラピー』という本を読んだことをきっかけに、一念発起してきっぱりとやめました。多くの愛煙家の方もかつての私と同じような思いをされているのではないでしょうか。「体によくないとはわかっているけど、きっかけがなくて・・・」
 きっかけはなんでもいいのです。「自分のため」ではやめにくければ、「大切な家族のため」、と考えてみてはどうでしょう。副流煙(たばこの先から出る煙)は主流煙(本人が吸う煙)よりも有害です。たばこを吸わない家族が、副流煙のために健康を害したら・・。実際、たばこを吸わない子どもさんの歯が、両親の喫煙のためにやにで汚れている例がありますし、たばこを吸わない奥さんが肺がんになり、「あなたのたばこのせいで私は・・・」と深い悲しみの底で息を引き取った、という取り返しのつかない話も聞いたことがあります。
 私は愛媛県の禁煙グループに入っており、患者さんにも禁煙されることを勧めています。たばこはインプラントにとってもよくありません。


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2006年03月28日

今治北高校初勝利!

 私の地元の今治北高校が甲子園で初勝利を収めました。創部56年目の逆転初勝利に、地元は大いに沸きました。選手たちはこの日のために、毎日苦しい練習を積み重ねてきたことでしょう。2回戦も是非がんばってほしいものです。
 さて、昨日のブログに書いた「緊急ではないが重要なこと」は、この選手たちにも当てはまるでしょう。選手たちの練習は、差し迫った緊急課題ではありません。しかし、甲子園に出場したい、という大きな目標を達成するための重要事項なのです。その練習に時間を投資したからこそ、甲子園出場を、そして初勝利を勝ち得たのでしょう。
 今治北高校の更なる健闘を祈っています。

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2006年03月27日

インプラント治療は「緊急ではないが重要なこと」?

私の好きな本にスティーヴン・R・コヴィーの『7つの習慣』があります。これは私一人だけではなく、家族、職場、さらには社会が相互に成功するために、身につけるとよい、効果的な習慣について書いてあります。
その中に第3の習慣として「重要事項を優先する」という項目があります。当たり前のことのように思いますが、そうではありません。私たちの毎日の行動は、大きく4つに分けられます。「緊急で重要なこと」「緊急ではないが重要なこと」「緊急だけど重要ではないこと」「緊急でも重要でもないこと」の4つです。
私たちはとかく、「緊急で重要なこと」に追われているのではないでしょうか。たとえば締め切りの迫った仕事や、突然起こった危機などがこれにあてはまります。私の診療においても、痛みがひどくて苦しんでいる患者さんに、早く何とかしてあげたい、と思うときの行動(治療)はこれにあたるでしょう。
もちろん、「緊急で重要なこと」は大切です。しかし、「緊急なこと」に振り回されていないでしょうか。そのために『緊急ではないが重要なこと』が後回しにされていませんか。これに当てはまる行動は、たとえば計画、予防、人間関係づくりなどがあります。これらにもっと時間をかければ、私たちの生活がさらに意義あるものになることでしょう。
歯科治療においても、「緊急ではないが重要なこと」に時間をかけられるようになりたいと思っています。たとえば予防歯科がこれに当てはまるでしょうし、インプラント治療もそうでしょう。インプラント治療は、歯を失ったらすぐにしなければいけない、という治療ではありませんが、その先の生活をさらに楽しく有意義なものにするためには、ぜひ取り組んでほしいことだと考えています。

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2006年03月18日

インプラント症例数5

患者様が医院を選択する基準のひとつとして、年間で何例の症例数を行ったか、そして今前何年経験があるのかなどがあります。
このことは非常に大事なことで、やはり数多くそして長年治療を経験をしたという先生がいい結果をもたらすことが多くあると思います。またどんな状況のおいても、ベストな方法で望んでくれると思います。これは歯科治療だけでなく、一般(心臓外科などの)医科においても同じことが言えると思います。
ただし、これには大きな落とし穴があります。それは、その症例数が本当の数字かどうかというところです。年間何症例、通算何例などとホームページやパンフレットに書かれていてもそれが真実でない場合も残念ながら数多く見受けられます。また、グループ全体、病院全体での総数の場合は、見学や補助だけの場合もあり、直接執刀したものでないこともあります。あくまで鵜呑みにせず参考程度にしないといけない部分もありますね。
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2006年03月05日

骨幅であきらめないで

松山インプラントセンターに、山口県の先生から紹介された患者さんがいらっしゃいました。上顎の即時機能インプラント治療(イミディエート・ファンクション)の手術でした。事前にCTでシミュレーションしたところ、骨の量が非常に薄くて、左右のバランスも悪かったのですが、骨幅の狭いところを押し広げるテクニックを使いながらインプラントを埋入し、その日のうちに仮歯を固定しました。
この患者さんは以前からインプラント治療を希望していたそうですが「骨が薄くてインプラント治療はできない」ということであきらめていたそうです。今回、かかりつけの先生から紹介していただき、オペの後は「もっと早く受けていればよかった」と感激の言葉を残して帰られました。
以前はインプラント治療をするためには、十分な骨の量がないとだめだ、というのが通説でしたが、現在では骨が痩せてきている方でも様々なテクニックもあり、また場合によっては骨造成をすればインプラント治療は可能です。もちろん、糖尿病や高血圧の全身疾患があってインプラント治療ができない場合もありますが、そうでなければ、ご本人のやる気さえあれば治療は可能だと思います。
 もしも「骨が薄くてインプラント治療はできない」と言われたとしても、あきらめることはないと思います。歯科の先生でも、専門が違えばインプラント治療について詳しくは分からない先生もいらっしゃいます。セカンドオピニオンという言葉もあるように、何人かの経験のある専門の先生に相談してみるといいでしょう。
術前パノラマ術後のパノラマ
hiroshitgic at 17:40|この記事のURLComments(0)

2006年03月01日

かかりつけ歯科医と協力

少し前の話になりますが、2月の末に松山インプラントセンターで歯科医の先生方を対象にセミナーを開催しました。インプラントが随分広まってきたとはいっても、まだまだ広く一般に普及しているというところまでにはなっていません。できれば、「患者さんのかかりつけの先生方」と協力して、治療を進めていきたい、そんな思いで講演をさせていただきました。
まず、私の治療目標は、「口の噛みあわせを元のように、あるいは理想的に再建する」ことであると話しました。虫歯や歯周病といった治療が大切であるように、欠損部にインプラント治療を施すことがしっかり噛めるようになるための大事なプロセスなのです。インプラント治療にはまだ積極的でない先生もいらっしゃいますが、患者さんに歯のないところの治療法の一つとしてお話しするのは歯科医の務めだと考えています。
また、インプラント治療が高額であることですが、本数を減らせば費用を抑えることができる場合もあります。また、長期にわたる視野で考えれば、非常に価値のある治療法であることも話させていただきました。
最後に、1つの医院だけで最初から最後まで治療をする必要はない、ということを話しました。同じ歯科医でも得意分野は様々です。それぞれの得意分野を生かして患者さんにより良い治療を提供できれば、患者さんにとっても我々歯科医にとっても幸福なことだと思います。
と、以上のような話をさせていただきました。「口の噛み合わせを元のように、あるいは理想的に再建する」という我々の目標を達成できるように、多くの歯科医の先生方と協力していけたらと思います。そして、少しでもインプラント治療が広まっていくことを願っています。

hiroshitgic at 15:00|この記事のURLComments(0)
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