2008年04月18日

『歯学教育モデル・コア・カリキュラム』

こんにちは、中平です。
先日文部科学省から、歯科医師臨床研修施設あてに『歯学教育モデル・コア・カリキュラム』という冊子が送られてきました。
これは、歯科医学の膨大な知識と技術の量を整理すると共に、歯科医学・医療に対する社会のニーズの変化に対応して、歯学生が履修すべき教育内容のコアとなる部分を、ガイドラインとして提示した物です。
内容は、「医の原則」として「患者の尊厳」や「医の倫理」といったことから、「臨床歯学教育」に至るまで、歯科医師として求められる基本的な資質の、具体的な目標が箇条書き形式で提示されています。非常に短い文で、簡潔に目標設定されていますが、そこに含まれる内容は、深く重みのあるもので、この冊子を読んでみて、あらためて身の引き締まる思いがしました。
この内容は、歯学生だけではなく、すでに経験を積まれた歯科医の先生方やスタッフの方々にも、ぜひ目を通していただきたい冊子です。

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2008年04月16日

貢献すること

9153185a.jpgこんにちは、中平です。
新年度になって半月が経ち、新入生、新入社員もそろそろ環境に馴染んできたり、仕事に少しずつ慣れてきたりするころでしょうか。
新人の方たちは、毎日が勉強で、身につけなければいけないことがたくさんあると思います。しかし経験を積んだ私たちも、日々新しい技術を施し、患者さんへサービスを提供するために、今も勉強を重ねています。最新の技術を習得するための研修会や、接遇トレーニングを定期的に行うことで、スタッフの知識、技術、マナーなどが向上するように努めています。こうした研修やトレーニングは、常に「現状の一歩先」を目指すもので、今より高いところ、今より前へ、を目指しています。しかし、上ばかり見ていて、自分の立っている足元を見失ってはいけません。研修会やトレーニングの、真の目標が何かということを見失って、形ばかりのトレーニングになったのでは、どんなに高い技術があっても事故やアクシデントにつながりかねないのです。
私たちが研修を重ねる目標(ミッション)は、「貢献すること」です。私たちが仕事の上で貢献する相手とは、患者さんであり、共に働くスタッフであり、働く環境を含めた社会であると思っています。患者さんに対して、スタッフに対して、社会に対して、自分がどれだけ貢献できたか、ということが私たちの働いた成果であり、やりがいに通じると思っています。
私のミッションは「天職を極めて、人々の健康に貢献する」です。人々とは、患者さん、スタッフ、社会の人々を含めています。このミッションを常に忘れることなく、一層努力していきたいと思っています。

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2008年04月02日

リセット

464cc1f3.jpgこんにちは、中平です。
長く感じられた冬もようやく終わり、いよいよ春ですね。もう桜が満開を迎えたところもあるそうですが、花冷えの日もあり、体調を崩しやすい時期でもあります。くれぐれもご自愛いただきたいと思います。
さて、4月を迎え、新年度が始まりました。4月1日は、新しい制度が導入されたり、古い制度が切り替わったりする節目の日でした。そういう意味では、新年度は正月よりも大きな1年の節目になるかもしれません。
1年の節目は正月や新年度ですが、人生においての節目は、人それぞれにいろいろあることでしょう。子供であれば入学や卒業がそうでしょうし、大人になってからは、就職や昇進、結婚や出産、引っ越しなどがこれに当たるでしょう。一つ節目を迎えるごとに、自分の内面や取り巻く環境が、リセットされます。新たな気持ちで前向きに取り組めるようになる、いいきっかけになっていると思います。
私の取り組むワンデイインプラント治療も、患者さんにとって一つの大きな節目になっているように感じています。手術の日まで痛い、噛めない、恥ずかしい、などの不具合に悩まされていた人が、1日の手術で見違えるように美しい口元に変わるのです。それからの生活が一変した、毎日が楽しい、食事もおいしい、と多くの方に喜んでいただき、そのたびに私もうれしく感じていました。
今もお口に悩みを抱えたまま、決心がつかない方もいらっしゃることでしょう。自分で一歩を踏み出すためには、大変な勇気がいります。でもその一歩を踏み出すことで、その日から人生が変わるかもしれません。春になって分厚い服を脱ぐように、あなたもワンデイインプラントでリセットしませんか。

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2008年02月13日

インプラント治療をするとCTやMRIを撮影できないってホント?

CTスキャンこんにちは、中平です。
インプラント治療を希望される患者さんや、治療後の患者さんから、「インプラントを入れたら、CTの撮影はできないんでしょう」「MRIを撮影したいのですが、インプラントがあっても大丈夫ですか」というような内容のお問い合わせをいただくことがあります。結果から言うと問題はございません。
まずは、CTやMRIについて説明しましょう。
CT(Computed Tomography)は、人体の周囲から細いX線を照射して、人体を透過した投影データを集め、コンピュータでそのデータ画像を再構成させて見る、レントゲン診査です。一方のMRI(Magnetic Resonance Imaging)は、「磁気共鳴画像診断」とも呼ばれ、人体に磁気を当てて画像を診断します。すると、体内の水素原子核が磁気に共鳴して微弱な電波を発生します。その電波を受信して画像を作成するのです。
さて、CTを撮影する際には、金属を外すように言われます。これは金属アーチファクトという虚像が写ることを防ぐためです。アーチファクト(Artifact)とは「ノイズ、エラー」というような意味に使われる言葉ですが、金属にX線を当ててレントゲン撮影を行うと、光が乱反射をしたような像が写ります。このアーチファクトのために、肝心の体内の様子が写らないことがあるので、金属を外すのです。ところが、金属すべてにアーチファクトが起こるわけではありません。現在、インプラントのほとんどはチタンでできています。チタンはX線吸収が非常に少なく、CTを撮影してもほとんどアーチファクトが発生しません。実際、インプラントを埋入した方のCTを見ても、歯に被せた金属からは強いアーチファクトが発生していますが、インプラント体からは、ほとんど発生していません。また、MRIの場合は、磁気を当てるため、磁気に反応する金属があってはなりませんが、チタンは磁気に反応しない非磁性金属であるので、撮影することができます。(ただし、インプラントの上部に磁石で着脱する義歯を装着している方はできません)
では、CTやMRIの撮影ができないのは、どういう場合でしょうか。調べてみると、CTでは、埋め込み式ペースメーカーや除細動器を装着している方は撮影できません。連続してX線が照射されると、誤作動を起こす可能性があるからです。一方のMRIも、埋め込み式ペースメーカーや除細動器、人工耳小骨や脳動脈クリップなど、磁気や電気的な刺激で作動する物が体内に埋入されている場合は撮影できません(詳しくは撮影技師にお問い合わせください)。また人工関節や磁力で装着している義眼なども、磁気に反応して振動し、損傷を起こすことがあるため撮影できないそうです。
CTやMRIを撮影する必要があっても、インプラントに関しては心配しなくても大丈夫です。もしもご不明なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
CT画面
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2008年02月07日

加湿器バンザイ!

e3828737.jpgこんにちは、中平です。
私事ですが、先日から少し風邪気味で、喉の痛みが気になります。外の空気が乾燥しているので、なおさら治りにくいように思います。
冬になると、「乾燥注意報」がよく出ますね。これは、シベリアから日本へ吹く冬の季節風が、日本海側で雪や雨を降らせて水分を出してしまい、乾燥した状態で日本に吹くからだそうです。また、空気中に含むことができる水分量は、気温によって変化します。気温が高ければたくさん含まれますが、低くなると少なくなります。ですから、冬の空気中に含まれる水分量はもともと少ないのです。お部屋では、その空気を暖房器具で暖めます。ですから、気をつけないとお部屋の湿度はかなり低くなってしまいます。
空気が乾燥すると、どんなことが起こるでしょう。まず、風邪を引きやすくなります。風邪やインフルエンザのウィルスは、気温と湿度が低いと活発に活動します。特に湿度30%以下では要注意だそうです。
また、肌にも影響が出ます。皮膚がかさかさする肌あれから、ひどくなるとかゆみが出たりひび割れを起こしたりします。また、体の表面だけでなく、のどや鼻の粘膜も乾いてしまいます。すると、外からのウィルスの侵入を防ぐことができなくなります。
さらに静電気が起こりやすくなります。指先が物に触れた時に「バチッ!」と起こる静電気も、冬の乾燥と大いに関係があります。静電気は物と物とが摩擦した時に起こりますが、湿度が高ければ、空気中の水分に放出されます。しかし、乾燥していると体内に溜まってしまい、通電性のあるものに触れた瞬間に一気に流れるのです。静電気は体内だけではなく、物の中にも溜まり、ハウスダストを引き寄せますので、アレルギーやアトピーの症状のある方は、特に気をつけたほうがいいようです。
このように、空気の乾燥は健康によくありません。そこで私は、自宅にも診療室にも加湿器を置いてフル稼働させています。加湿器にもいろいろな種類がありますが、一定の湿度を保ち、空気を汚さない点に注意して購入しました。また、部屋に観葉植物を置くのも効果があるそうです。皆さんも、お部屋の湿度を40〜50%に保って、風邪・肌荒れ・静電気を予防し、健康に冬を過ごしてください。

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2008年02月06日

五感と第六感

6f2c08ab.jpgこんにちは、中平です。
このところ、中国製の餃子に農薬が混入した事件が世間を騒がせています。昨日新たに判明したところによると、これまで発表されていたメタミドホス以外に、ジクロルボスという別の有機リン酸系の農薬も見つかりました。これは、「異臭がひどくて食べられない」という苦情があって発見されたそうです。口にする前のことで、本当によかったと思います。
匂いを感じるのは、人の持つ五感のうちの嗅覚です。嗅覚のほかに、視覚、聴覚、味覚、触覚がありますね。これらの感覚は、自分の身を守るために大変重要なものです。動物は敵から身を守ったり、捕食したりするために、これらの感覚が大変優れています。身近な動物でも、犬は嗅覚が鋭く、猫は夜間でもわずかな光を取らえる目を持っています。動物に比べれば、人間の五感はずいぶん鈍っているのかもしれません。しかし、人間も動物である以上、わが身を守るためにも、感覚を大切にし、安全で快適に暮らしていきたいものです。
診療においても感覚は非常に大切です。最新の医療機器は、人間の目には見えない小さな異常を見つけてくれますが、生身の患者さんを前にまず行う診療は、医師の五感を使った診療です。(味覚はこの場合、あまりあてはまりませんが)視診、聴診、触診を通して患者さんの状態を把握するのです。
さて、五感に対して第六感というものも聞いたことがあるでしょう。これは五感のように体にある器官を通じて感じるものではなく、突然ひらめいたり何となく感じたりするものです。「虫の知らせ」とか「胸騒ぎがする」というようなものも、第六感と言っていいのでしょう。こうした第六感が人間に存在するかどうかは定かではありませんし、科学的根拠もありません。しかし、長年の経験を積むと、私たちが感じない微妙な変化を感じ取る力が身につくのも事実でしょう。たとえば熟練したそば打ち職人は、その日の温度や湿度に合わせて材料の配合をわずかに変えて、毎日同じ味を提供するそうです。これも、長年の勘によるものでしょう。
私もワンデイインプラント(顎全体に少数本のインプラントを埋めその日のうちに仮歯を固定する方法)を手がけて300症例を超えました。医療の現場では、熟練した技術ではあっても、治療が医師の勘によるものであってはいけません。そこで、私はこれまで治療を行った患者さんの治療データを集め、大学と共同でデータベースを作っています。科学的な根拠に基づいた治療法として、ワンデイインプラントが広く世間に広まるよう努めています。

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2008年01月28日

口腔ケアとワンデイインプラント

こんにちは、中平です。
毎日寒い日が続きますね。しかし、地球温暖化が心配されている今、寒いと安心でもあります。
さて、先日インプラントの手術を受けた患者さんが、抜糸のために来院されました。その時に伺ったお話です。この方は高齢者のデイケアをするホームの責任者として働いているそうです。利用者の方々に対してとても愛情を持って接していらっしゃるようで、マニュアル化された対応ではなく、一人ひとりに残された機能をうまく使うことで、日常生活を少しでも自分の力で過ごせるようになってもらいたい、と様々な工夫をされているそうです。中でも特に、口腔ケア(お口の中のケア)に力を入れており、毎日3回、実践しているんですよ、とおっしゃっていました。「人間はいくつになっても、おいしいものを噛んで食べたい、という欲求があるんです。お腹がすいたら流動食を流し込む、というのでは人間らしい生き方とは言えません。食べたい物を味わって食べられれば、たとえ認知症の方でも、体が喜びを覚えているんですよ」と。そのためにも、お口の中をいつもきれいにしておくのは、当たり前ですよね、とほほ笑んでいらっしゃいました。
仕事とはいえ、その取組みの熱心さに、頭の下がる思いでした。そして、私たちにも何かお手伝いはできないかと、考えました。口腔ケアは本当に重要なことです。しかし、お口の中がきれいになっても、噛む歯がなければ、食べられません。私たちには、ワンデイインプラントで歯を甦らせることができます。しっかり噛める歯があれば、高齢者の方々にもっともっとお元気になってもらえるのではないか、と思いました。私たちのワンデイインプラントの技術と、彼女たちの愛情のこもったケアが、今の高齢化社会の実態を少しでも変えていく力になったら、とまた一つ夢が広がりました。

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2008年01月10日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。中平です。
新春を寿ぎ、晴れやかな気分で過ごしたいこの時期ですが、地球規模での異常気象や経済の激動など、連日不安になるニュースが報じられています。又それ以外は、お笑いタレントやお茶の間タレント政治家の番組がにぎわっています。そんな一年の始まりですが、私たちは今年も、インプラント治療で人々の健康に貢献し、ひいては社会に貢献できるように、がんばって参ります。
さて、私はこの正月に、北海道のニセコへ行ってきました。ニセコアンヌプリスキースクール(http://www.nass.school-info.jp/ )に参加するためです。実は、このスクールの校長である後藤さんは、私の友人であり、患者さんでもあります。昨年の5月に上下の顎にワンデイインプラント治療を行いました。日頃からスポーツをして体を鍛えている方ですが、ワンデイインプラントをしたことで一層健康になり、ますますスポーツが楽しめるようになった、と大変喜んでいただいています。
連日、後藤さんに特訓を受け、日頃の運動不足を解消しました。スキーは趣味、という部分もありますが、足腰を鍛えるトレーニングにもなります。また、自然の中で体を動かすことは、大変気持ちがよく、精神的にもとても良いことだと思います。
ご存知の様に、手術は非常に体力、集中力のいる仕事です。私も今年で53を迎えます。けがには気をつけながら、運動を心がけて気力体力を維持していきたいと思います。
ニセコ後藤さん
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2008年01月09日

あけましておめでとうございます

12528395.jpg新年あけましておめでとうございます。副院長の西原です。 去年の暮れ、私ども東京銀座歯科が入居する銀座河合ビル1Fの「お仏壇のはせがわ」さんへ、中平院長と共に挨拶に伺いました。そこには、日本の伝統工芸を駆使し、微に入り細に入り技工を凝らせた美しい仏壇が数多く陳列されており、そのどれもが目の覚めるような輝きを放っていました。店内も隅々まで徹底した管理がなされており、流石に業界一流の風格を実感しました。なかでも、はせがわミュージアムには、人間国宝と称される方々が創作した超一流の仏壇美術品や、黄金の茶室などが設置されており、その美しさに目をみはるばかりでした。
 当院もインプラント治療においては、最高の治療設備と環境を整えて常に質の高い治療を患者さんに提供できるよう努めておりますが、各分野の一流が肩を並べるこの銀座の地に負けないよう、さらに品質を高め、ますます研鑽していかなければと、あらためて感じた一日でした。
昨年はインプラント治療を通じて多数の患者さんと接し、さまざまな御意見、御感想を頂きました。本当にありがとうございました。本年も、一層質の高い治療が提供できますようスタッフ一同精一杯努力して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2007年12月30日

今年もありがとうございました

4d819c4e.jpgこんにちは、中平です。
今年もいよいよ押し迫ってまいりました。振り返ってみると。今年も激動の一年でした。私が歯科大学を卒業してから、27年が経ちます。この間にインプラント治療に取り組むようになり、少しは世の中に貢献できているのではないかと、うれしく思っております。そしておかげ様で今年は、ワンデイインプラント治療を希望される患者さんがぐっと増えました。
来年は、もっと広めていきたいと思っています。そして、お口も含めて心身ともに健康な方がもっともっと増えてほしいと願っています。どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。
皆さんにとっても良い一年になりますよう、お祈りいたしております。
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